男はつらいよ 第22作 噂の寅次郎
静岡県島田市、長野県木曽郡
作品の概要
離婚を決意して別居中の美しき人妻、荒川早苗に大原麗子。早苗と二人きりのとらやでの寅さんのリアクションがおかしい。 第1作、第8作に続いて、これが三度目となる志村喬演じる、博の父と寅さんの絶妙のやりとり。コミュニケーション不全の博よりも、*ひょう一郎と寅さんとの関係は濃密である。 早苗のいとこで、彼女に密かな好意を寄せている高校教師・添田肇を、東映の室田日出男が好演している。 *ひょう(風へんに火3つ) 『男はつらいよ 噂の寅次郎』
DVD発売中 ¥3,990(税込) 発売・ 販売元:松竹 (c)1978 松竹株式会社 |
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ストーリー
旅の途中、静岡県の大井川にかかる蓬莱橋で雲水(大滝秀治)に、“女難の相”があると見立てられた寅さん。
早速、失恋した小島瞳(泉ピン子)を慰める。さらに、木曽路をゆくバスの中で、博の父・*ひょう一郎(志村喬)と再会。
「今昔物語」を例えに“人生の儚さ”を教えられ、柴又へ戻ってくる。
ちょうどその頃、とらやには、美しい女店員・荒川早苗(大原麗子)がつとめていた。
美人の出現に「今昔物語」もなんのその、張り切る寅さんだったが…
早速、失恋した小島瞳(泉ピン子)を慰める。さらに、木曽路をゆくバスの中で、博の父・*ひょう一郎(志村喬)と再会。
「今昔物語」を例えに“人生の儚さ”を教えられ、柴又へ戻ってくる。
ちょうどその頃、とらやには、美しい女店員・荒川早苗(大原麗子)がつとめていた。
美人の出現に「今昔物語」もなんのその、張り切る寅さんだったが…
地域ばなし
第22作では寅さんが長野県木曽郡、静岡県の島田市大井川や榛原郡川根本町などを訪れました。
ロケ地:都市・地域・施設(建築物・土木構造物)
静岡県 島田市
大井川近く(神社の縁日。電子バンドをバイする)
大井川蓬莱橋(旅の雲水とすれ違う)
静岡県榛原郡
川根本町 大井川ダム
大井川鉄道 千頭駅 食堂おざわ屋(瞳の愚痴を聞く) 塩郷駅(旅の僧と再会)
大井川近く(神社の縁日。電子バンドをバイする)
大井川蓬莱橋(旅の雲水とすれ違う)
静岡県榛原郡
川根本町 大井川ダム
大井川鉄道 千頭駅 食堂おざわ屋(瞳の愚痴を聞く) 塩郷駅(旅の僧と再会)
長野県木曽郡
木曽福島 妙覚寺〜定勝寺(タクシーで回る)
紅葉館(飃一郎と逗留する)
大桑村野尻 庭田屋旅館(飃一郎から「今昔物語」の話を聞く)
東京都台東区
浅草寺(易断本を啖呵売)
映画にちなんだもの・グルメ
ゆであずき(大井川鉄道千頭駅前の食堂で瞳に御馳走する)
歌「木曽節」「昔の名前で出ています」「浪曲子守唄」
キャスト
渥美清、倍賞千恵子、大原麗子、前田吟、下條正巳、三崎千恵子、太宰久雄、佐藤蛾次郎、笠智衆、中村はやと、大滝秀治、室田日出男、泉ピン子、志村喬 ほか
スタッフ
- 監督:山田洋次
- 脚本:山田洋次、朝間義隆
- 原作:山田洋次
- 音楽:山本直純
- 撮影:高羽哲夫
- 照明:
- 美術:出川三男
作品データ
- クレジット:松竹(c)1978 松竹株式会社
- 製作年:1978年
- 公開日:昭和53(1978)年12月27日
- 製作国:日本
- 配給:松竹株式会社
- 上映時間:104分
- 映倫区分:G
- オフィシャルサイト:http://www.tora-san.jp/index.html
ゆかりの地図
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