2つ目の窓

鹿児島県奄美大島、東京

作品概要

(C)2014“FUTATSUME NO MADO” JFP, CDC, ARTE FC, LM.

神の島・奄美大島を舞台に、二人の少年少女の初恋と成長を通して描かれるのは、 限りある時間の中で人が持つべき「生きる覚悟」と、人生に真摯に向き合う者たちの愛と無常。
魂が浄化されるような壮大な自然の中で、生きとし生けるものすべてに宿る「希望」が胸を打つ。

2014年7月26日公開
上映館案内
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ストーリー

奄美大島。それは、生命のめぐる島。島のまわりをサンゴ礁が縁取る温暖な気候風土の中に暮らす人々。
島に暮らす界人(かいと)は16歳。ここ奄美に古代から伝わる八月踊りの満月の夜、その月明かりのもと、海に浮かぶ男の溺死体を発見する。動揺する界人の様子を見ていた同級生の杏子がいた。
島の人の相談を受けるユタ神様として人々から慕われてきた杏子の母・イサは、大病を患っており遂に医師に余命を告げられる。「神様も死ぬんだね」行き場のない想いを界にぶつける杏子。界人は、「神様は死なないよ」と虚勢を張るが真実味はない。奄美の自然の中、ふたりはただ寄り添う。
一方で思春期の界人は、恋人のいる母・潤の女としての側面をどこかで穢らわしく想っていた。そして、あの溺死体の男…。
界人はうまく言葉にできない気持ちを抱えながら、幼いころに離婚し東京に暮らす父に会いに行く。
しかし、つかの間の父子の時間を過ごして東京から戻ってきた界人だったが、潤は忽然と姿を消していた…。

地域ばなし

奄美市笠利町用安は、河瀬監督の母方の祖母の出身地です。

奄美大島の大島北高校生34人を含む約100人がエキストラで出演しています。

奄美大島の八月踊りなどの伝統芸能も撮影されてます。

ロケ地となる奄美大島の海岸で清掃キャンペーンが行われ、河瀬監督をはじめスタッフも参加しました。

ロケ地

鹿児島県
奄美大島
奄美市:笠利町用安、笠利町「神の子海岸」、龍郷町「ビラビーチ」

東京都
大田区:大森駅前
首都高速道路(レインボーブリッジ)

映画にちなんだもの

ガジュマル、八月踊り、ヤギ、カニ、刺青、サーフィン、自転車、居酒屋、銭湯、アンマー(お母さん)、島唄(朝花節)、台風

映級グルメ

ヤギ汁、枝豆、オレンジジュース、サラダ、食パン、納豆、オクラ、パスタ

キャスト

村上虹郎、吉永淳、杉本哲太、松田美由紀、渡辺真起子、村上淳、榊英雄、常田富士男

スタッフ

監督:河瀬直美
脚本:河瀬直美
プロデューサー:青木竹彦、澤田正道、河瀬直美
ラインプロデューサー:山本礼二
音楽:ハシケン
撮影:山崎裕
照明:太田康裕
録音:阿尾茂毅
美術:井上憲次

作品データ

ゆかりの地図

奄美大島:奄美市笠利町用安
28.403405,129.652405

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