ダイアーズビル・ダビューク・ファーリー・ボストン(アメリカ)
作品の概要
信じれば奇蹟は起こる・・・野球場を作った男のもとに、彼らは本当にやってきた。 小さい頃父親から野球の話を聞かされて育った男。 主演は学生時代にメジャーリーガーを目指していたというケヴィン・コスナー。 『フィールド・オブ・ドリームス』 |
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ストーリー
レイ(ケビン・コスナー)は、おとぎ話のかわりに父親から野球の話を聞かされて育った。
彼の父親は、マイナーリーグの選手だった。
ある日レイは、自分の農場で不思議な声を聞く。
“それを作れば彼はやってくる”
その意味を野球場をつくることだと解釈した彼は、育ててきたトウモロコシ畑の一部を潰し、野球場を作る。
周囲からは変人扱いされ、やがてお金も底をついた。
ところがある日、野球場に1人の男が立っていた。
それは、父のヒーローで今は亡き伝説の大リーガー“シューレス”・ジョー・ジャクソン(レイ・リオッタ)だった・・・。
地域ばなし
撮影は主にアイオワ州ダビューク周辺で行われました。
アイオワ州ダイアースビルの北東約6キロにある農場に野球場が作られました。
(1992年までに野球場に訪れた人は6万人を超え、その後も多くの人が訪れています。)
ダイアースビルには撮影に使われた野球場が現在も残っており、誰にでも分かるように標識が建っています。
地域でおこったエピソード
アイオワ州ダイアースビルにある農場に野球場は撮影終了後、半分は掘り返されて農地に戻りましたが、観光客が訪れるようになると、持ち主がファンに同情して再び野球場に復元されました。
持ち主は、そこに小さなお土産店を開いたりしました。
なお、1990年にはその野球場は無料で開放されました。
映画のストーリー上の舞台
アイオワ州のトウモロコシ畑・野球場
ロケ地紹介
マサチューセッツ州
ボストン(Boston)のヨーキーウェイ(Yawkey Way)にあるフェンウェイ・パーク(Fenway Park:メジャーリーグの球場)
アイオワ州
ダビューク(Dubuque)
ダイアースビル(Dyersville:野球場)
ファーリー(Farley)のウェスタンドゥービューク小学校/中学校(Western Dubuque Elementary/Jr.High School:PTA会議)
イリノイ州
ガリーナ(Galena:夜の街)
映画にちなんだ商品・料理など
フェンウェイ・パーク(ケビンコスナーがスコアボードで意識下のメッセージを受けとる野球場。メジャーリーグでは最も狭い野球場で、1914年にベーブルースが初めて試合に出た球場です。)
支援
ロブ・アベル(ダビューク地域商工会議所)、アル・アメスキャンプ、ウェンドル・ジャービスとスーザン・レイノルズ(アイオワ・フィルムオフィス)、ドン・ランシング、コニー・トレンキャンプ(ダイアースビル商工会議所)、ボストン・レッドソックス、メジャーリーグ、オークランド・アスレチックス、ウェイブフォーム・コーポレーションなど。
ダビューク、ダイアースビル、ファーリー、ボストン、ガリーナのみなさまほか。
キャスト
ケビン・コスナー、エイミー・マディガン、ジェームズ・アール・ジョーンズ、ドワイヤー・ブラウン、レイ・リオッタ、バート・ランカスターほか。
スタッフ
- 監督:フィル・アルデン・ロビンソン
- 脚本:フィル・アルデン・ロビンソン
- 製作総指揮:ブライアン・E・フランキッシュ
- プロデューサー:ローレンス・ゴードン、チャールズ・ゴードン
- 原作:W・P・キンセラ「Shoeless Joe」
- 音楽:ジェームズ・ホーナー
- テーマソング:
- 撮影:ジョン・リンドレー
- 特殊効果:ILM
- 照明:
- 美術:デニス・ガスナー
- 衣装:リンダ・バス
- 録音:
- 編集:ラン・クラフォード
作品データ
- クレジット:(c)1989 Universal Studios.
- 製作年:1989年
- 公開日:1989年4月21日(アメリカ)1990年3月24日(日本)
- 製作国:アメリカ合衆国
- 配給:東宝東和
- 上映時間:106分
- 映倫区分:G
- 受賞歴等:日本アカデミー賞最優秀外国語映画賞ほか。
- 原題:Field of Dreams
- オフィシャルサイト:
ゆかりの地図
アイオワ州ダイアースビル | アイオワ州ダビューク |
ダイアーズビル, アイオワ |
ダビューク, アイオワ |
ウェスタンダビューク中学校 | ボストン・フェンウェイパーク(野球場) |
Farley, IA |
Boston, Massachusetts |