書籍概要
書名:日本の映画の舞台&ロケ地100
副書名:物語と旅する建築・町並み・絶景
著者:谷國大輔
発行所:学芸出版社
体裁:四六判・256頁(オールカラー)
発行:2025年6月15日
定価:本体2000円+税
ISBN:9784761529307
物語のあの場所へ、日本全国を旅しよう!
大ヒット映画の舞台・ロケ地を、豊富な写真とともに100掲載した日本のロケ地ガイドブックの決定版。一度は観たい名作映画と行って損しない名所の組み合わせを厳選してアニメ、恋愛、ホラーなど映画ジャンルごとに紹介。監督や関係者への取材を元に、なぜそこがロケ地に選ばれたのか等トリビアもまとめた充実の一冊!
学芸出版社の書籍詳細ページ(「試し読み」あり):
https://book.gakugei-pub.co.jp/gakugei-book/9784761529307/
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紀伊國屋書店 Honya Club e-hon 丸善ジュンク堂書店
「6月11日からオンライン書店で発売、書店店頭でも並び始めます」
コラム
本書の『コラム』は『すごい映画のこぼれ話』
本書のタイトルは『100』ですが、もっと数多くの映画が紹介されています。
本書の『コラム』に出てくる『映画』は、下記の通り。(抜粋)
『コラム』にも「映画の画像」や「映画の舞台&ロケ地&ゆかりの地の写真」が多数掲載されています。
■Column1 ゴジラゆかりの地、ゴジラが襲来し破壊した市街地・建造物を見に行く
『ゴジラ対メカゴジラ』『ゴジラ2000 ミレニアム』『ゴジラ-1.0』
■Column2 子どもと一緒に、藤子・F・不二雄先生ゆかりの地へ! ドラえもんたちに会いに行こう
『ドラえもん』
■Column3 心をゆさぶる映画の橋
『ゆれる』
■Column4 子どもと一緒に、アンパンマンのテーマパーク&やなせたかし先生ゆかりの地へ!
『アンパンマン』
■Column5 ロケ地巡りの金字塔『男はつらいよ』
『男はつらいよ フーテンの寅』『男はつらいよ 寅次郎夢枕』『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』『男はつらいよ 噂の寅次郎』『男はつらいよ 旅と女と寅次郎』『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』『男はつらいよ 柴又より愛をこめて』『男はつらいよ ぼくの伯父さん』
■Column6 子どもと一緒に、水木しげる先生ゆかりの地へ! ゲゲゲの鬼太郎に会いに行こう
『ゲゲゲの鬼太郎』
■Column7 意外と多い庁舎ロケ
『北のカナリアたち』『スパイの妻 劇場版』『シン・ゴジラ』 『64 ロクヨン 前編・後編』『SP革命篇』『日本のいちばん長い日』『HERO』『孤狼の血』『県庁の星』『世界の中心で、愛を叫ぶ』『Love Letter』『新聞記者』『本能寺ホテル』『相棒-劇場版Ⅳ-』『アウトレイジ ビヨンド』『三度目の殺人』『ステキな金縛り』『アルキメデスの大戦』『謝罪の王様』『綱引いちゃった!』
■Column8 子どもと一緒に、青山剛昌先生ゆかりの地へ! 名探偵コナンに会いに行こう
『名探偵コナン』
■Column9 全く違う本建築と映画建築
『用心棒』『七人の侍』『生きる』『八月の協奏曲』
『元禄忠臣蔵』
■Column10 訪れたい映画のなかの駅
『鉄道員(ぽっぽや)』『すずめの戸締まり』『男はつらいよ 寅次郎紅の花』
■Column11 一度は泊まりたい、映画ゆかりの宿
『晩春』『麥秋』『命みじかし、恋せよ乙女』
『影武者』『八月の狂詩曲』『海は見ていた』
『男はつらいよ 寅次郎紅の花』
『HANA-BI』『雪国』『テルマエ・ロマエ』
■Column12 世界遺産・国宝級! 寺院建築でロケ撮影された映画
『関ヶ原』『本能寺ホテル』『スパイ・ゾルゲ』『大名倒産』『舞妓はレディ』『るろうに剣心シリーズ』『梟の城』『レジェンド&バタフライ』
■Column13 通ってみたい映画のトンネル
『怪物』『伊豆の踊子』『夢』(第4話『トンネル』)
目次
・はじめに
・本書に登場する日本の映画の舞台&ロケ地&ゆかりの地マップ
■■Theme1 世界観にどっぷり浸る。アニメーションの舞台へ
- 『バケモノの子』×「渋谷スクランブル交差点」東京都
- 『ももへの手紙』×「御手洗町並み保存地区」広島県
- 『おおかみこどもの雨と雪』×「花の家」富山県
- 『ラブライブ!サンシャイン!!』×「沼津市&安田屋旅館」静岡県
- 『竜とそばかすの姫』×「浅尾沈下橋」高知県
- 『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』×「犬吠埼灯台」千葉県
- 映画『聲の形』×「養老天命反転地」岐阜県
■Column1 ゴジラゆかりの地、ゴジラが襲来し破壊した市街地・建造物を見に行く
■■Theme2 ジブリ映画の面影を求めて
- 『千と千尋の神隠し』×「道後温泉本館」愛媛県
- 『となりのトトロ』×「江戸東京たてもの園」東京都
- 『もののけ姫』×「菅谷たたら山内」島根県
- 『崖の上のポニョ』×「鞆の浦」広島県
- 『かぐや姫の物語』×「美山かやぶきの里」京都府
- 『思い出のマーニー』×「函館市旧イギリス領事館」北海道
- 『柳川堀割物語』×「柳川の堀割」福岡県
■Column2 子どもと一緒に、藤子・F・不二雄先生ゆかりの地へ! ドラえもんたちに会いに行こう
■■Theme3 あのシーンに思いを馳せる。ヒューマンドラマの舞台へ
- 『PERFECT DAYS』×「THE TOKYO TOILET」東京都
- 『ドライブ・マイ・カー』×「広島市環境局中工場」広島県
- 『月はどっちに出ている』×「アサヒグループホール棟」東京都
- 『あなたへ』×「竹田城跡」兵庫県
- 『銀河鉄道の父』×「花巻市&羅須地人協会」岩手県
- 『おくりびと』×「スタジオセディック庄内オープンセット」山形県
- 『Dr.コトー診療所』×「与那国島&Dr.コトー診療所オープンセット」沖縄県
- 『劇場版 コード・ブルー ─ドクターヘリ緊急救命─』×「海ほたる」千葉県
- 『虹をつかむ男』×「脇町劇場オデオン座&うだつの町並み」徳島県
- 『八甲田山』×「青森市森林博物館」青森県
- 『花筐/HANAGATAMI』×「旧高取邸」佐賀県
■Column3 心をゆさぶる映画の橋
■■Theme4 感動の家族ドラマを生んだ懐かしい場所へ
- 『男はつらいよ』×「古都奈良の歴史的建造物・町並み」奈良県
- 『ALWAYS 続・三丁目の夕日』×「渡辺翁記念会館」山口県
- 『幸福の黄色いハンカチ』×「五軒長屋の炭鉱住宅」北海道
- 『おしん』×「山居倉庫」山形県
- 『晩春』×「湘南海岸」神奈川県
- 『ニライカナイからの手紙』×「竹富島の町並み」沖縄県
- 『東京物語』×「尾道市&浄土寺」広島県
■Column4 子どもと一緒に、アンパンマンのテーマパーク&やなせたかし先生ゆかりの地へ!
■■Theme5 甘酸っぱい気持ちになる青春ドラマのロケ地へ
- 『ノルウェイの森』×「早稲田大学キャンパス」東京都
- 『少年時代』×「武田家住宅」富山県
- 『すずめの戸締まり』×「油津」宮﨑県
- 『涙そうそう』×「兄ィニィの丘」沖縄県
- 『男はつらいよ 寅次郎の告白』×「鳥取砂丘&倉吉白壁土蔵群」鳥取県
- 『坂道のアポロン』×「黒島天主堂」長崎県
- 『俺物語!!』×「せんだいメディアテーク」宮城県
- 『ちはやふる』×「近江神社」滋賀県
■Column5 ロケ地巡りの金字塔『男はつらいよ』
■■Theme6 迫力満点の空間が多い!? コメディ映画の舞台へ
- 『総理の夫』×「大学セミナーハウス」東京都
- 『記憶にございません!』×「東京国立博物館」東京都
- 『ザ・マジックアワー』×「横浜市大倉山記念館」神奈川県
- 『翔んで埼玉』×「大谷資料館」栃木県
- 『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』×「根津記念館」山梨県
- 『舞妓Haaaan!!!』×「金沢三茶屋街」石川県
- 『超高速!参勤交代』×「かずら橋」福井県
■Column6 子どもと一緒に、水木しげる先生ゆかりの地へ! ゲゲゲの鬼太郎に会いに行こう
■■Theme7 映画で描かれたさまざまな愛のかたち。恋愛映画の舞台へ
- 『余命10年』×「東京スカイツリー」東京都
- 『人間失格 太宰治と3人の女たち』×「日本生命日比谷ビル(日生劇場)」東京都
- 『溺れるナイフ』×「熊野古道 大門坂」和歌山県
- 『世界の中心で、愛をさけぶ』×「純愛の聖地庵治・観光交流館」香川県
- 『ひとひらの雪』×「伊豆の長八美術館」静岡県
- 『糸』×「千代田の丘展望台」北海道
- 『アオハライド』×「長崎市&稲佐山展望台」長崎県
■Column7 意外と多い庁舎ロケ
■■Theme8 空想に浸る。SF・ファンタジーの舞台へ
- 『青天の霹靂』×「上田映劇」長野県
- 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』×「豊後高田昭和の町」大分県
- 『いま、会いにゆきます』×「明野のひまわり畑」山梨県
- 『ヤッターマン』×「湘南台文化センター」神奈川県
- 『夏への扉』×「群馬音楽センター」群馬県
- 『大決戦!超ウルトラ8兄弟』×「横浜市&日本丸メモリアルパーク」神奈川県
- 『ゴジラ』×「石鏡町」三重県
■Column8 子どもと一緒に、青山剛昌先生ゆかりの地へ! 名探偵コナンに会いに行こう
■■Theme9 時代劇・歴史映画の伝統的な建築と町並みへ
- 『大奥』×「二条城」京都府
- 『たそがれ清兵衛』×「角館武家屋敷」秋田県
- 『羅生門』×「東福寺」京都府
- 『引っ越し大名!』×「彦根城」滋賀県
- 『峠 最後のサムライ』×「北方文化博物館」新潟県
- 『散り椿』×「松代藩文武学校」長野県
- 『最後の忠臣蔵』×「旧金毘羅大芝居(金丸座)」香川県
- 『大コメ騒動』×「北前船廻船問屋 森家」富山県
- 『影武者』×「姫路城」兵庫県
- 『大河への道』×「佐原の町並み」千葉県
■Column9 全く違う本建築と映画建築
■■Theme10 時代劇・歴史映画が撮られた歴史を学べる野外博物館へ
- 『陰陽師』×「えさし藤原の郷」岩手県
- 『蟬しぐれ』×「房総のむら」千葉県
- 『母と暮せば』×「博物館 明治村」愛知県
- 『蜩ノ記』×「遠野ふるさと村」岩手県
■Column10 訪れたい映画のなかの駅
■■Theme11 平和を学ぶ。戦争映画の舞台へ
- 『永遠の0』×「筑波海軍航空隊記念館」茨城県
- 『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』×「ホタル館富屋食堂」鹿児島県
- 『島守の塔』×「大宜味村役場旧庁舎」沖縄県
- 『アルキメデスの大戦』×「舞鶴赤れんが倉庫群」京都府
- 『この世界の片隅に』×「呉市&三ツ蔵」広島県
- 『二十四の瞳』×「岬の分教場 田浦分校」香川県
■Column11 一度は泊まりたい、映画ゆかりの宿
■■Theme12 アクション映画の意外なロケ地へ
- 『仮面ライダー』×「つくばセンタービル」茨城県
- 『あぶない刑事』×「横浜ハンマーヘッド」神奈川県
- 『るろうに剣心』×「法の館(旧三角簡易裁判所)」熊本県
- 『銀魂』×「白石家戸長屋敷」栃木県
- 『ラストサムライ』×「圓教寺」兵庫県
- 『梟の城』×「錦帯橋」山口県
- 『図書館戦争』×「十日町情報館」新潟県
■Column12 世界遺産・国宝級! 寺院建築でロケ撮影された映画
■■Theme13 任侠・ヤクザ映画の世界を覗く
- 『網走番外地』×「博物館網走監獄」北海道
- 『仁義なき戦い 広島死闘篇』×「原爆ドーム」広島県
- 『ブラック・レイン』×「道頓堀」大阪府
■Column13 通ってみたい映画のトンネル
■■Theme14 夏がぴったり! ホラー映画のあの舞台へ
- 『リング』×「アメリカキャンプ村 ログハウス/L-6」東京都
- 『樹海村』×「十里木高原」静岡県
- 『八つ墓村』×「広兼邸」岡山県
- 『犬鳴村』×「旧吹上トンネル」東京都
■■Theme15 何か秘密がありそうなサスペンス・ミステリーの舞台へ
- 『デスノート』×「北九州市立美術館」福岡県
- 『八日目の蝉』×「中山千枚田」香川県
- 『砂の器』×「埼玉会館」埼玉県
- 『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』×「向瀧」福島県
- 『ミステリと言う勿れ』×「旧野﨑家住宅」岡山県
・おわりに
・参考文献
・写真提供・協力
著者紹介
谷國 大輔(地ムービー主宰・編集長)
1963年東京都に生まれる。一級建築士。早稲田大学理工学部建築学科卒業、同大学院修了。大手建設会社、大手広告代理店、政府系シンクタンクを経て、株式会社ジムービーを設立。国・自治体・民間企業等で、映画等による観光・イベント・まちづくりに関わる各種委員・プロデューサー・アドバイザーを歴任。映画学校のOBで、映画の製作・上映・配信・宣伝等に携わり、映画×地域=「地ムービー」プロジェクトで「第7回これからの建築士賞」受賞。著書に『映画にしくまれたカミの見えざる手 ニッポンの未来ぢから』(講談社)。共著書に『大世紀越え・2000年イベント』(JACE)、『世紀越えプロジェクト事業化マニュアル&企画ファイル』(綜合ユニコム)、『中心街元気マニュアル』(商店建築社)、『観光実務ハンドブック』(丸善)等がある。
