DON’T STOP!

テキサス州エルパソ〜カリフォルニア州サンタモニカ(アメリカ)

作品概要

笑って、泣いて、パワーがわいてくる。ファンキー・トリップ・ドキュメンタリー!
20代~70代のデコボコな男女11人、キャンピングカーとハーレーでアメリカ大陸4,200キロを駆け抜けた大冒険。

 

このファンキーな旅の記録を監督したのは小橋賢児。
2007年、当時俳優として一線で活躍していた彼は、自らの生き方に疑問を抱き、突如活動を休止した。その間、本当の「自分」を見つけるため、世界中を旅しながら様々な経験を積み重ねていくなかで、自分の想いを映像で表現することに到達。そんな折、偶然にもこの旅の話を聞き触発され、その場で旅への参加と映像化を熱望。本作の制作を決意した。
そして、様々な想いを乗せて、小橋の第1回監督作品が完成した。

この映画を“体験”すれば、誰もが気づくはず。旅=冒険とは、人生そのものだと。どんな困難に遭っても、何事もあきらめないことが大切なのだと。

©2011『DON’T STOP!』製作委員会
上映館案内
劇場公開

ストーリー

交通事故で下半身と左腕の自由を失い、車椅子での生活を強いられている男、通称“CAP”無期限世界一周旅行をしながら、作家をはじめ、カフェバーや出版社の経営など様々な分野で活動する自由人、高橋歩(「毎日が冒険」「人生の地図」ほか、著書販売数累計約180万部)。
このふたりの出会いが、すべての始まりだった。
2010年、トークライブで北海道を訪れていた高橋のもとに一人の女性が訪れた。「息子に会ってやってください!」突然そう懇願してきた女性はCAPの母親だった。
その目にほだされ、高橋はCAPの自宅を訪れる。
26歳の事故から20年、CAPは一日の大半を自室のベッドで過ごしていた。部屋の壁には、大きな星条旗、そして、伝説のロードムービー『イージー★ライダー』のポスター。CAPというあだ名は、映画の主人公キャプテン・アメリカからとられたもの。そこにいたのは、ロックンロールを聞きながらマルボロを吸い、バーボンを飲む、不良オヤジ。自由を失い、夢をあきらめ、悶々とする日々を送っていた。
「一度でいいから、アメリカに行って、ハーレーでR66を走りたかった…」 (CAP)
「だったら、行くべ!」 (高橋) 
幼い頃から持ち続けた夢を自ら封印してしまっているCAPの言葉に違和感を覚えた高橋は、アメリカへ一緒に行こうとその場で誘う。思いがけない高橋の言葉にCAPは目を輝かせた。
そうと決まったら即実行。高橋の仲間たちも続々と「歩と一緒ならば面白そうだ」と集まった。
またCAPの母親とその幼なじみの70代コンビ、娘2人も参加を表明。こうして、年齢も職業も立場もバラバラな11人が旅に出た。テキサスからサンタモニカまでの10日間、4,200キロの旅は、誰も予想しえなかった様々な出会いと奇跡の連続だった。
壮大な景色の中でぶつかり合って、笑って、泣いて、また笑った。彼らは、トラブルのたびに一層信頼を深めながら、たくさんの素晴らしい体験を物にしていく。そしてある日、CAPがふと口にする「ありがとう、お母さん」という言葉。このロードムービーは、かけがえのない家族や仲間たちとの深い絆を再確認する過程の記録でもある。
自分が感じたリアルな感覚を伝えたい。

ロケ地

ロケ地:
アメリカ:El Paso(テキサス州エルパソ)〜Albuquerque(アルバカーキ)〜Sedona(セドナ)〜Monument Balley(モニュメントバレー)〜Grand Canyon(グランドキャニオン)〜Seligman(セリグマン)〜Mojave Desert-Bagdad Cafe(モハーヴェ砂漠-バグダッド・カフェ)〜Santa Monica(カリフォルニア州サンタモニカ)
をROUTE66(ルート66)で走った4,200キロの旅。

作品データ

監督:小橋賢児
プロデューサー:三木裕明
エグゼクティブプロデューサー:Jay F.R.、菅島健一郎、村上範義
撮影・監督助手・編集助手:杉野啓基
監督助手:砂田麻美
共同プロデューサー:田口聖
編集:松本肇
整音:弦巻裕
スチール:中川宗典
音楽スーパーバイザー:向後高士
主題歌:『DON’T STOP!』 GAKU-MC
配給:ゴー・シネマ、デジタルSKIPステーション
制作:三木アトリエ
©2011『DON’T STOP!』製作委員会

≪SKIPシティDシネマプロジェクト第二弾支援対象作品≫
http://www.dontstop.jp/

2012年9月8日(土)新宿武蔵野館ほか全国ロードショー

ゆかりの地図

テキサス州エルパソ カリフォルニア州サンタモニカ
テキサス エル・パソ
カリフォルニア サンタモニカ

【コメント1】

――― 乙武洋匡さん (作家)

夢を追う自由は、誰にだってあるはすだ。たとえ年を重ねていたって、たとえ足が動かなくたって。CAPの旅は、「人生って、もっと味わい深いものだぜ」と僕らに教えてくれているようだった。

――― Micro (Def Tech) さん (ミュージシャン)

”予定通りにいかなかった日 ほぼ毎日”
父と母のベッドの間に挟まり、家族三人が揃って一本の映画を丸々見たのはかれこれいつぶりだろうか。
この映画を見ている間、母は僕とは違うところで感動して何度も涙をこぼし嗚咽をこらえながら「この映画、本当に素晴らしい。最近は作られたものばっかりで滅多に心打たれる事がなかったから、この映画に出会えて本当に嬉しい」と語っていた。きっとそれは母の視点と息子の僕との視点が大きく違っているからなんだろう。
主人公のCAPさんが始めは「すいません」「自分が情けない」というネガティブな言葉が口癖のように出ていたのが、高橋歩君が感じ取ったCAPさんの「ごめんね」のより深い意味、そしてその「ごめん」よりも「ありがとう」と伝えてあげれる方がいい、との思いが旅の途中でCAPさん自身から自然に溢れてきて、直接彼に伝えていたわけではないのに、CAPさんの母に初めて言えたあの時の「かあちゃん、ありがとう」には涙を拭わずにはいられなかった。
「生きること、それ自体が親孝行」
この旅が進むにつれて二人の娘さんやお母さん、家族全員の心の劇的な変化が、見ているこちら側の心にも訴えかけてきて、さらに救い上げてもらう感覚を何度も味わった。
30年以上アメリカに憧れ、ROUTE66をハーレーで走るのが夢だったCAPさん。不慮の事故で左手と下半身の機能を失い、その夢はいつしか絶望に変わり果てていたあなたの夢は決してあなただけの夢では終わらなかった。
この映画を通して挫折やスランプ、今の人生に行き詰まりを感じている人、家族の不仲、離別、不自由な思いをしている人、また夢に向かって挑戦している多くの人々の心に届く事を切に願っています。
なぜなら我が家はこの映画を見終わった直後にそれぞれの夢を口々に語りだし、その為には何が必要なのか?と、実現する為の行動に移り変わっていったからだ。

【コメント2】
人とのつながりが観ていてうれしくなった。また観たいです。(59歳・男性)

素晴らしい映画でした。自分も一緒に 旅行に同行したみたいな気持になりました。このドントストップを見たらまた自分の夢を再開させたくなりました。そう、ドントストップは人の夢を再開させてくれる映画なんですよね。 ほんとにみてよかったです。久しぶりに いいものをみたというかんじでした。(50代 男性)

その場に一緒にいるようで、つい口をはさみたくなるような近さで…自分のいいたいことを映画の中の誰かが言ってくれてホッしたり。ドキュメンタリー映画ってなんかすごいですね。何度も涙して感動しました。(60歳 女性)

試写を見させていただきありがとうございました。書店で思わずDON’T STOP!の本を手にしました。僕にとってはバイク、北海道、イージーライダーと共感する要素が詰まっていたので客観視できませんが、今年見た中ではベスト3に入りますね。CAPの夢はライダーなら誰もが思うものです。うらやましくて自分もスクリーンの中で疑似体験してましたよ。監督の才能もたいしたものだと思いました。またバイクに乗りたくなりましたよ。(53歳 男性)

人とぶつかることは悪いことじゃなくて、むしろカッコ良く生きるためには絶対避けられない。避けてはいけないものだと思った。縁と出会い。大事にしたい。(22歳・男性)

音楽、アメリカの風景、ストーリーに、魂が揺さぶられました!! (37歳・男性)

CAPの今後が気になります。私も立ち止まっててはいけないと勇気をもらいました! ありがとう、CAP! (30歳・女性)

あのお母さんが素晴らしい!すべてはお母さんの人間性から始まっていると感じました。幼なじみの洋ちゃんもそうだけど、戦後のものすごい時代を生き抜いて来た力強さに共感しました。いい映画をありがとうございました。(63歳 女性)

ほんとうに、こころから、かんどうしたよ!(33歳 女性)

感動したり、笑ったり、色々なものがありましたが、個人的に私はとってもかっこいい映画だと思いました。何がかっこいいかって、色々あるのですが、歩さんやその友だち、旅の途中で出会った人たち、夢を見つけたCAP、アメリカの自然、音楽の使い方などなどです。邦画で、かっこいい!と思うのはあまり多くない気がするので、今までに見たことがないタイプでした。また、見た後に、何か動き出して、踏み出したくなりました。見た後にポジティブになれる、誰かにプレゼントしたくなる、そんな映画でした。(21歳・女性)

人生、いつからでも、また新たに始められると思いました。(31歳・女性)

色々な愛情を感じさせる映画だなと思いました。CAPを中心に仲間同士の友情やお母さんと娘さんとの家族愛。「生きるのが最高の親孝行」というCAPの言葉がとても胸に響きました。そして夢を叶えることの素晴らしさを感じました。自分の体が自由に動かないからアメリカに行けないなんて関係なく、マジになったら何でも出来るんだっていうのを再確認しました!!また、序盤のオムツを替えるシーンは「そこまで上映するの!?」という衝撃とフィクションじゃないんだなという様に気合い?をいれて見ることが出来ました。私事なのですが、生まれた時から叔父が障害を持っていて夢を諦めてしまうという気持ちがなんとなく共感でき、食い入る様にみてしまいました。この映画は若い人だけでなく、ハンディキャップのある人やその家族にもみて欲しいと思いました。(20歳・男性)

父を旅行に連れて行ってあげたくなりました。(31歳・女性)

CAPの夢が叶った瞬間、次の夢を口にしたシーンがとてもとても印象的でした。「夢」ってきっと、人間が生きる原動力みたいなものなのだな、と思いました。その「夢」をいろんな理由をつけて、諦めていた昔の自分を恥じました。そして、今明確な「夢」がないことに気がつき、CAPのように新しい「夢」を持つことで、ここで立ち止まらずに、さらに前に進んでいきたいと思いました。(24歳・女性)
「家族の想い」に心を打たれ、また、それを撮っている小橋監督の感性ってすごいなと改めて感じてしまいました。(41歳・男性)
自分も一緒に旅行に参加している感じがして、臨場感があってよかったです。実際、R66に行ってみたいと思いました。(25歳・女性)
私はこの映画を見てめっちゃポジティブなパワーをもらいました!そしてこの映画は今の私たち学生に必要な映画なのではないかと思いました。今若者は私の周り含め、無難に学生生活を過ごし、無難に就活して、無難に生きようとする傾向があるように見えます。先の見えない将来に不安を抱え、小さくまとまろうとしています。映画では始めCapがアメリカへ行くのは本当に可能なのだろうかと不安になるほど、彼は小さく見えました。しかし旅の中で彼は日に日に生き生きと輝き、旅の終わりには彼がとても大きく見えました。冒頭の人物と同じ人とは考えられないほどです。人は生きがいや夢、ドキドキわくわくする心をもってこそその人らしく生きられるのだと思いました。そしてそれを私の周りの学生にも伝えたいと思いました!もっと一緒にわくわくしようよと!(20歳・女性)

「旅」という非日常の中で次々に起こるアクシデント、そしてそれ楽しむ人たちの姿が凄く共感でき、また旅に行きたくなってしまいました。(21歳・男性)

見て来ました。感動しました!!!!荒削りな撮影なんて気にならない。人が一生懸命生きてる姿を見て感動するのに、そういうことは簡単に飛び越えちゃうんですね。子どもみたいな気持ちでやりたい事やるのって、思ってもみないチカラを生み出すんだなぁと思いました。元気、たくさーんもらいました!ありがとうございました。(20代 女性)

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