静岡県松崎町・下田市
作品の概要
その町の少年は皆、 同じ髪型をしていた… 。 男の子は全員同じヘンテコな髪型「吉野ガリ」にしなければならない、という不思議な伝統の田舎町を舞台に、そこに生きる少年や大人たちの姿をユーモラスに描いたほのぼの思春期ものがたり。 注目の第13回PFFスカラシップ作品。『男の子の髪型は全員同じにしなければならない』という不思議な規律に閉じ込められ た田舎町の春から夏を舞台に、そこに生きる少年や大人たちの姿をユーモラスに写し出した、みずみずしくも切なくやさしい和製「スタンド・バイ・ミー」がここに誕生! 監督はこの作品が長篇デビュー作となる30代初めの新鋭女性監督、荻上直子。4/10より渋谷ユーロスペースで公開され、老若 男女を問わずスマッシュ・ヒットを記録。順次全国20数館でも公開決定! 2004年ベルリン国際映画祭スペシャル・メンション授与 、2003年東京国際映画祭招待作品。 「バーバー吉野 スペシャル・エディション」 |
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ストーリー
山の新緑が見事な稜線をつくる、美しい、小さな田舎町。床屋の「バーバー吉野」のおばちゃん(もたいまさこ)が刈る、学校推薦でもある“吉野ガリ”がこの町の男の子のシンボル。その伝統はもう100年以上も続いている。そんな奇妙な髪型を、誰ひとり疑問に思っていなかった小さなこの町に、東京から転校生がやって来たことで事態は一変するのだった・・・。
地域ばなし
静岡県松崎町、下田市などの協力のもと撮影されました。
「バーバー吉野」は、下田市蓮台寺温泉に実在する理髪店「東京軒」を借りて撮影されました。撮影時は「バーバー吉野」の看板をつけ、ドアガラスの「東京軒」を「バーバー吉野」に変えて撮影されました。撮影後は「東京軒」と元通りになっています。
映画のストーリー上の舞台は架空の町です。:髪型を「吉野ガリ」にしなければならない不思議な伝統の田舎町
ロケ地
静岡県松崎町
松崎町立岩科小学校
神明神社
静岡県下田市
下田市立稲梓小学校
東京軒(バーバー吉野の床屋さん。下田市蓮台寺温泉街にある。)
三嶋神社
映画にちなんだもの
「”Hallelujah!” from Messiah」(ハレルヤ:劇中にかかる曲、作曲:G.F.Handel、劇中編曲:井出博子、劇中合唱:TOKYO FM少年合唱団)
支援
撮影協力:松崎町立岩科小学校、松崎町、松崎町教育委員会・松崎町観光協会・松崎町商工観光課、吉田屋、 下田市、下田市観光協会、下田市観光商工課、下田市立稲梓小学校、土肥町観光協会、東海バス、東京軒、神明神社、三嶋神社、フィルム・コミッション伊豆、豆洲和太鼓集団、蓮台寺地区のみなさま他。
協力:日活撮影所、IMAGICA、映像サービス、日本照明、グリフィス、コンティニュー、第一衣裳、ストロングワーク、シグロ、Fan、中央理容専門学校、レトロ通販、全国理容生活衛生同業組合連合会、シャシャ・コーポレイション。
特別協賛:Kodak
キャスト
もたいまさこ、米田良、大川翔太、村松諒、宮尾真之介、石田法嗣、岡本奈月、森下能幸、三浦誠己、浅野和之、桜井センリほか。
スタッフ
- 監督:荻上直子
- 脚本:荻上直子
- プロデューサー:天野真弓
- 撮影:上野彰吾
- 音楽監修:井出博子
- テーマソング:
- 撮影:上野彰吾
- 照明:鳥越正夫
- 美術:松塚隆史
- 録音:阿部茂、林大輔
- 編集:普嶋信一
作品データ
- クレジット:(C)2003 PFFパートナーズ(ぴあ/TBS/TOKYO FM/日活/IMAGICA)
- 製作年:2003年
- 公開日:2004年4月10日
- 製作国:日本
- 配給:ユーロスペース
- 上映時間:96分
- 映倫区分:G
- 受賞歴:第13回PFFスカラシップ作品、2004年ベルリン国際映画祭キンダー・フィルム・フェスティバル招待スペシャル・メンション授与、第4回ティブロン国際映画祭ゴールデンリールアワード最優秀子供映画賞
- 製作委員会:PFFパートナーズ(ぴあ+TBS+TOKYO FM+日活+IMAGICA)
- オフィシャルサイト(リンク):http://pff.jp/barber/
ゆかりの地図
静岡県下田市 |